スキャナマインドの質問に実際に答えてみるとわかりますが、たとえば「AとBは関係が強い」と答え、 「AとCも関係が強い」としたのに、「BとCは無関係」と回答するようなケースが頻発します。
しかし、それで良いのです。以前の判断との整合性が気になり、前の答えを直したくなっても、その必要はありません。 むしろ、そのような修正は行うべきでありません。
「AとBは関係が強い」と「BとCは無関係」は、異なる基準で判断されたのです。
瞬時の判断では基準の整合性を考える余裕はありません。組合せ毎に[違う基準]で判断をすることになります。 結果として、異なる基準で判断された関連度が、たくさん収集されます。
基準を統一せずに多数のデータをとっても意味がないように感じられますが、 それは「関連の強弱」をそのままデータと考える場合です。
実は、関連の強弱のデータではなくて、どれだけ多彩な基準が存在しているのか、 その基準の多様性の方を収集しているのです。
ですから、基準を統一する余裕を与えないよう、2秒以内の直感的な判断を求めるのです。
しかし、判断基準が不統一のデータでは 普通の統計処理を適用することができません。
基準が異なる多数のデータの奥に潜む潜在構造を可視化するため、量子数理という少し特殊な数学を利用しています。
量子数理の詳細は、「30分でわかる量子力学の世界」のサイトをご覧ください。
マインドマップやロジック・ツリーとの関係など、
スキャナマインドについてより詳しく知りたい場合は・・・