「ロジック・ツリー」(logic tree)とは、課題を要素分解する際に、要素間に「漏れがないように」 かつ「重複がないように」、論理的な分解を行うための思考ツールです。
下記はロジック・ツリーの一例です。
「漏れなく、ダブりなく」は、指針としては明瞭簡潔ですが、これを実行するには、かなりの熟練が必要です。
一方、スキャナマインドの項目リストアップ時には、項目間のダブりや漏れを気にする必要がありません。 項目のレベルを揃える必要もなく、思いつくままに列挙してよいのです。
なぜなら、もし項目に重複があれば、結果として同じような位置に置かれるので、重複が解ります。 逆に項目に漏れがあれば、何も配置されない空白地帯ができて、そこに何かが漏れていることを知らせてくれます。
このしくみを利用して、スキャナマインドを「漏れなく、ダブりなく」が実現できているかのチェックツールとして使うこともできます。