第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
全米連続50週ベストセラーを記録し、世界34カ国で翻訳された原著『Blink』の日本語訳版。
2秒以内の無意識の判断が、長時間熟慮した意識的な判断よりも優れている場合は意外に多い。
この「適応性無意識」とよばれる不思議な現象が起きる仕組みを一般向けにやさしく解説している。
心脳マーケティング
人間の思考の95%が無意識のプロセスであるという、 認知心理学や脳神経科学の最新成果を、消費者行動理解に積極的に応用する斬新なアプローチ。
消費者の行動の奥に潜む無意識の重要性を指摘し、それをどのように測定し、どう対応すべきかを提案する。
ハーバード大学経営大学院のザルトマン教授によるポストモダン系マーケティングの専門書。
連想実験
言葉の連想に要する秒数の微細な差で、無意識の内容を客観的に測定する「連想実験」の発案者であり、フロイトと並ぶ深層心理学の重鎮 ユングの自著。
完全な専門書ではあるが、講義録の書籍化なので比較的読みやすい。
心理学に不案内な場合は、下の河合隼雄氏の新書がお薦め。
無意識の構造
ユング研究の第一人者、河合隼雄による、ユング派理論の一般向け解説書。
捉えどころのなかった無意識の世界へ科学的なアプローチを確立したユングの幅広い業績の全容を、新書一冊に凝縮。
中公新書(481)
ザ・マインドマップ
数多くある関連書籍のうち、マインドマップの発案者であるトニー・ブザン自身による解説書の日本語訳版。
マインドマップに初めて接する人のための公式ガイドともいうべき一冊。
世界中に反響をまき起こし、30言語に翻訳され、1000万部超の実績を誇る。
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IAT(Implicit Association Test)
IAT(Implicit Association Test)とは、ハーバード大学の研究グループが開発した、潜在意識を科学的に測定する手法です。
潜在意識は本人にも意識できないため、内容について直接質問することができません。 IATではコンピュータを使った特殊な方法で潜在意識の傾向を測定します。 その際、画面上のどの答えを選んだかではなく、そのボタンを押すまでの反応秒数をデータとして収集しています。
項目間の潜在意識下の結びつきの強さを、反応秒数の違い(それも1秒未満の微細な差)から測定しようという画期的なアプローチです。
30分でわかる量子力学の世界
スキャナマインドでは、基準が不統一な直感による回答を扱うため、従来の統計数理の代わりに量子力学系の数理を利用します。
その難解な量子力学の数理を、文系の人にもわかりやすく解説しているウエブサイトが「30分でわかる量子力学の世界」です。
数式を極力避け、式の意味や量子力学的な考え方を簡単に説明しています。
アドレスはwww.ryoushi-rikigaku.comです。